in the morning rain

ロンドンに留学している大学生のブログでした

Manchesterロック歩き

 マンチェスターとリバプールに5月27~29で行ってきました。

ロンドンからマンチェスターへはヴァージンの電車で二時間ほど。観光地としてマンチェスターはそんなにメジャーではないかと思うが、UKロック好きのひとには楽しい場所であります。

ここで今回の旅行でとても役に立った本の紹介。UKロックにゆかりのある場所を解説と住所とともに紹介してくれてます。僕自身、この本はイギリスをロック旅行していた人に教えてもらいました。UKロックを歩きたい方是非。

 

英国ロックを歩く U.K.ROCK LANDMARKS (SPACE SHOWER BOOks)

英国ロックを歩く U.K.ROCK LANDMARKS (SPACE SHOWER BOOks)

 

 というわけでマンチェスターで訪れた場所を写真と共に紹介していきます。ケータイからだといくつかの写真の向きがおかしかったりします、すいません。

 

ギャラガー兄弟の育った家

 

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左の家らしいです

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家の前の通り

 

マンチェスターの中心からバスで40分ほど行ったところ。もっと不良がゴロついていて(アディダスのジャージを着ている)、治安の悪そうな場所をイメージしていたのだが、実際はとても閑静な住宅街でした。駅の周りにもお店がほんの数個あるだけで、典型的なイギリスの郊外といったところでしょうか。上の写真から感じは多少伝わるかな。ちなみにまだお母さんはこの家に普通に住んでるらしいです。観光地でもなんでもないので、自分不審者だったと思います。さっき紹介した本(普通に住所載せちゃってる)がイギリスで出版されていたらプライバシーの問題かなんかにひっかかってるかもしれませんね。

ギャラガー兄弟は成功してロンドンに移るまでここに母と住んでいたそう。初期の曲のいくつかはここで生まれたのでしょうか。とにかく静かで落ち着きのある場所で、普通にいい場所だったという印象。ちなみに画像は、ギャラガー家から10分くらいの場所にあるレコード屋。Shaker Makerの歌詞に登場するミスターシフターとはここの店主さんだそうです。

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駅前のレコード屋。ここにノエルが入り浸っていたそう。空いてなくて残念。

 

The Board Walk

ここでオアシスが1991年8月に最初のギグをやったそう。

ハッピーマンデーズやストーンローゼズもここからスタートしたそうで、マッドチェスタームーブメントの中心だった場所だったみたいです。もうすでに閉業してしまっていて跡地でしかないです。

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本当はスミスの関連の場所も行こうかと思ってたのですが、時間と気分の都合で行きませんでした。あとはマンチェスターには、クリームが初めてギグをやったクラブや、ジョイディヴィジョンのジャケットの橋などがあるそうです。興味のある方はさっきの本を是非参考に。

マンチェスターは近代的だけどところどころに古い建物も残っていて、僕はここの街並みがとても好きになりました。ロンドンともまた違う感じで良い。イギリス、イングランドに来た!っという感じがします。(イギリス人はよくロンドンのことをあそこはイギリスではないよ、とか言います。)ここに住むのも全然ありだなぁとか思いながら街歩きをしていました。あとなぜか赤いレンガの建物が多かった。

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ヒルトンホテルと思われるビル。

 

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ジョンライランズ図書館、おすすめです。

 

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Manchester Cathedral

 

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産業革命っすよ

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お、そういえばこの上の写真の博物館に訪れたときに面白い光景に出会った。博物館の中央のスペースで、キッズイベントのようなものが行われていて、幼稚園児~小学1.2年生の子供たちのためのものだったのだけど、それが音楽を題材にしたゲームや遊びであった。

イントロクイズのようなものから、選ばれた一人がヘッドホンをしそこから流れる音楽に合わせて体を動かし、その動き(踊り)から他の子供たちが四択でその曲を当てるゲームなどが行われていた。けっこう楽しそうだった。そして興味深かったのは下の光景だ↓

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写真を見てもらえばわかるように、このゲームで使われる曲が'いかにも子供向け'という感じではないのだ(Let it Goとかもあったけど)。こっちのキッズたちはこういうの聴いて育ってんだなぁと感心?してしまった。まぁさすがに全員がOutKastにピンと来ていたかは定かでないけど。まぁでもこの子たちこの年齢からこれらの曲に合わせて踊ったりしてるわけです。

とはいえ僕は、「ようかい体操第一」とか聴きながら育つ日本の子供たちも負けてないとは思うけどね、あれはヤバイっすよ... プログレッシブ&ドープ... 

話が逸れました。でもいつかこういう日本のアニソンとかJ-Popの特異性とか変態さについてもちょっと真面目に書いてみたいですね。

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マンチェスターの夜はEast India Youthのライブを観ました。彼はロンドンのアーティストだそうですが。

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かっこよかったですが、一人で演奏することの可能性もみえたけども同時にやはり限界も見てしまったような気がします。

 


East India Youth - Turn Away (Live on KEXP) - YouTube

 

 

そんな感じで簡単(手抜き)ですがマンチェスター旅行でした。一泊だけなので全然深く観られてはいないと思うのですが、時間あったらサッカー関連の観光とかもちょっとしたかったすね。

リバプールについても書きたかったのですがちょっと気力の問題で次回に回したいと思います。